人の世と精霊たちの世が混在する世界で、女用心棒バルサの活躍を描く、シリーズ第1作。異界の精霊の卵を身体に宿したために、実の父である帝や、異界の魔物から命をねらわれる新ヨゴ皇国の第二皇子チャグムを、バルサが守る。
シリーズ紹介 | 精霊の守り人・「守り人」シリーズ 公式サイト – 偕成社
<面白さ>の研究、という本で紹介されていたことがきっかけで買ってみた。
シリーズ化されて10巻くらい刊行されていることを知っていたため、ちゃんと話を畳んでくれるか後半心配になって読んだけど、きちんと終わってくれた。
頭に浮かんだ画を文字で表現することは、自分にとって、とても難しい。
このお話の中で出てくる画は、見たことのない景色のため、文字にするのはとても難しいはずなのに、すんなりとイメージできたから、すごいと思った。
主人公の女の人が、自分と年齢が近いところも、感動の幅を拡げている気がする。
この後に続くシリーズも読んでみたいけど、とりあえず家にある未読の本を読み終わってからにしよう。