2026-10-04
KORG volca beatsのセッティングと使い方 備忘録
2026年の夏に購入したvolca beats。
家にはBEHRINGERのRD-6というドラムマシンがあるけど、BPMを数字で表示してくれるリズムマシンがほしくて購入した。
セッティングや使い方の備忘録。
構成

使用機材・ソフトウェア一覧
- リズムマシン(音源):KORG / volca beats(アナログ・リボン・シーケンサー搭載ドラムマシン)
- オーディオインターフェース:Steinberg / IXO22(24-bit/192 kHz対応 USB 2.0 オーディオインターフェース)
- オーディオケーブル:富士パーツ / FCA-M382-15(3.5mmステレオミニプラグ − 6.3mmモノラル標準プラグ×2 / 長さ1.5m)
- 音楽制作ソフト(DAW):Steinberg / Cubase
接続構成(ルーティング)
volca beatsのステレオ音声を、IXO22のモノラル2入力へ分配してステレオ録音する接続構成。
[ KORG volca beats ]
│
▼ (音声出力端子:OUTPUT / PHONES)
┌────────────────────────┐
│ 富士パーツ FCA-M382-15 (Y字オーディオケーブル) │
└───────┬────────────────┘
│ (左チャンネル信号) │ (右チャンネル信号)
▼ (白色 or 黒色プラグ) ▼ (赤色プラグ)
┌─────────────────────────────┐
│ [ Steinberg IXO22 ] ││ [ Steinberg IXO22 ] │
│ INPUT 1 (Lch) ││ INPUT 2 (Rch) │
└─────────────────────────────┘
│
▼ (USB接続)
[ パソコン / Cubase(DAW)]
- プラグの色のルール:L/Rの間違いを防ぐため、「白(または黒)のプラグはINPUT 1(左チャンネル)」「赤色のプラグはINPUT 2(右チャンネル)」へ接続する。
- IXO22本体の設定(ダイレクトモニター):演奏音をリアルタイムかつステレオで聴くために、前面の[MONITOR]スイッチを短押しし、「STEREO」インジケーターを点灯させる。
- Cubase(DAW)側の設定:メニューの「スタジオ」→「オーディオコネクション」から、INPUT 1とINPUT 2を1つの「Stereo In(ステレオ入力バス)」としてまとめ、新規作成した「ステレオ・オーディオトラック」に割り当てて録音する。
内蔵のデモパターンを再生してみる
- 本体右下にある[▶(PLAY)]ボタンを押す(リズムが再生される)。
- [TEMPO]ツマミを回すと、リズムの速さが変わる。
- [VOLUME]ツマミを回して、Cubaseやスピーカー側の音量を調節する。
- 止めるときは、もう一度[▶(PLAY)]ボタンを押す。
デモ音源の切り替え
[MEMORY(WRITE)]を押しっぱなしにしながら、タッチパネルの「1」〜「8」を押すとパターンが切り替わる(ロードされる)。
- 1〜2番:キックとハットだけのシンプルな土台
- 3〜4番:スネアやクラップが加わる
- 5〜6番:トムのフィルインやパーカッションが加わる
- 7〜8番:すべての楽器が鳴るフルビート
自分で叩いて音を出してみる(ステップトリガー)
本体下部にある16個のタッチパネル(鍵盤のような部分)を使うと、リアルタイムにドラムを叩ける。
- 再生が止まっている状態で、タッチパネルを適当に触ってみる。各パネルに書かれたドラムの音(KICK, SNARE, HIHATなど)が鳴る。
- 上部にある各楽器のツマミ(PITCHやDECAY)を回しながら叩くと、リアルタイムに音色が変化する。
- キックの低音を長くしたいとき:KICKの[DECAY]を右に回す
- スネアの音を高くしたいとき:SNAREの[PITCH]を右に回す
パターンとエフェクトを記録する「レコーディング機能」
volca beatsの[REC]ボタンは、自分で叩いたリズムの記録(リアルタイム・レコーディング)や、特定のツマミの動きを記憶する「モーション・シーケンス」に使う。
ただし、すべてのツマミの動きを記録できるわけではないため、仕様を正しく理解しておくこと。
- [▶(PLAY)]ボタンを押して、リズムを再生する。
- [REC(●)]ボタンを押す(ボタンが赤く点灯し、録音待機状態になる)。
- ループが流れている間に、以下のプレイを行う。
- リズムを記録する場合:下のタッチパネル(鍵盤部分)をリアルタイムに叩くと、叩いた楽器とタイミングがそのままパターンに録音される。
- ツマミの動き(モーション・シーケンス)を記憶する場合:「STUTTER(TIME / DEPTH)」または「PCM SPEED」のツマミを動かすと、その軌跡が自動再生用に記録される。
※注意:KICKやSNAREなどメインとなるアナログパートのツマミ(PITCHやDECAYなど)の動きは、仕様上レコーディングできない。これらはライブ演奏中に自分の手でリアルタイムに動かして音を変化させる。
※後述の設定変更が必要。
- 記録し終わったら、もう一度[REC(●)]ボタンを押して消灯(オフ)させる。
- ツマミから手を離しても、「スタッター」と「PCM SPEED」だけは、今動かした軌跡の通りに自動で激しく変化し続ける。
モーション・シーケンス(STUTTER / PCM SPEED)を記録する
ステップ1:まず機能を「有効化」する(※ここが必須)
録音を始める前に、本体に「今からこのツマミの動きを記録する」と教えておく必要がある。
- スタッター(TIME / DEPTH)の動きを記録したいとき:[FUNC]ボタンを押しながら、タッチパネルの「11」を押す(画面の「STUTTER」の下あたりに小さなドットマーク「.」が点灯し、準備完了になる)。
- PCM SPEEDの動きを記録したいとき:[FUNC]ボタンを押しながら、タッチパネルの「12」を押す(画面の「SPEED」の下あたりに小さなドットマーク「.」が点灯する)。
ステップ2:実際にツマミの動きを記録する
- [▶(PLAY)]ボタンを押してリズムを再生する。
- [REC(●)]ボタンを押して赤く点灯させる。
- 有効化したツマミ(例:STUTTERのTIMEなど)をグルグルと動かす。
- 自動で終了する:volca beatsの仕様上、ツマミを動かし始めてからリズムがちょうど1周(16ステップ分)すると、自動的に録音モードがオフになり、[REC]ボタンの光が消える。これで、手を離してもツマミの動きが自動で再現(再生)されるようになる。
記録したモーションだけを消去(リセット)する手順
自動のウネウネ変化をリセットして通常の音に戻したい場合は、以下の操作を行う。
- スタッター(TIME / DEPTH)の動きを消したいとき:[FUNC]ボタンを押しながら、タッチパネルの「11」を1回ポンと押す。
- PCM SPEEDの動きを消したいとき:[FUNC]ボタンを押しながら、タッチパネルの「12」を1回ポンと押す。
自分でオリジナルのリズムを作る方法
- [FUNC]を押しながら[16(CLEAR ALL)]を押して、今入っている音を一度全部消去する。
- [REC(●)]と[▶(PLAY)]を同時に押すと、ループ再生しながら録音状態になる。
- パネルの[KICK]や[SNARE]などをタイミングよくポンポンと叩くと、その場所に音が記録されていく。
オリジナルリズムの保存(セーブ)手順
リズムが完成したら、以下の手順で保存を行う。
リズムが再生されたままでも、止まっている状態でもどちらでも保存できる。
一度[FUNC]+[MEMORY(WRITE)]で保存したデータは、電源を切っても電池を抜いても消えない。
- [FUNC]ボタンを押しながら[MEMORY(WRITE)]ボタンを押す
- ※押しっぱなしにする必要はない。ポンと同時に押して指を離す。
- 押すと、タッチパネル(鍵盤部分)の「1」〜「8」番のボタンがピカピカと点滅し、「何番に保存するか」という受付状態になる。
- 保存したい番号のパネル(「1」〜「8」のいずれか)を1回ポンと押す
- 例えば、「1番」のパネルを押すと、点滅が止まって保存が完了する。
- ※元々そこに入っていたデモパターンや古いデータは上書きされ、自分のオリジナルリズムに置き換わる。
volca beatsの「ステップ入力(打ち込み)のやり方」
打ち込みを始める前の準備(真っ白にする)
- [▶(PLAY)]ボタンを押してシーケンスを再生する。
- [FUNC]ボタンを押しながら、一番右端の「16(CLEAR ALL)」を1回ポンと押して、今入っているドラムデータを一度すべて消去して真っ白にする。
ステップ入力モードへの切り替え
- 本体中央の少し右側にある[STEP MODE]ボタンを1回押す。
- ボタンが赤く点灯したら、1マスずつ音を置いていく「ステップ入力モード」への切り替えが成功。
- ※このモード中、下の16個のタッチパネルは「鍵盤(打楽器を鳴らすパッド)」ではなく、「1小節を16分割した時間(ステップ)」の役割に変わる。
音を消したい(削りたい)とき
「やっぱりここのハイハットはいらない」と思ったら、[PART ◀ ▶]でその楽器を選んだ状態で、光っているパネルをもう一度押して消灯(オフ)する。
シーケンスを別の番号へコピーする手順
いま作ったお気に入りのリズムが「1番」に入っていると仮定して、それを「2番」へコピーする手順。
- お気に入りのリズム(1番)を呼び出して再生、または選択した状態にする。
- [FUNC]ボタンを押しながら、[MEMORY(WRITE)]ボタンをポンと押す。
- タッチパネルの「1」〜「8」番がピカピカと点滅し、保存先の受付状態になる。
- コピー先にしたい番号(例:「2」番)のパネルをポンと押す。
1番に入っていたリズムと全く同じデータが、そのまま2番のスロットへと複製(コピー)される。
これで、例えば2番のスロットで音数を足してセーブし、リアルタイムで1番のスロットから2番のスロットへ切り替えると、スムーズに盛り上がりを表現できる。
感想
買ってよかった。
個人的な録音でも、TNGみたいな即興のライブレコーディングでも使える。
音色がオシャレな気がする。
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